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2010 10,21 19:08 |
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HV市場はこれまで、トヨタの「プリウス」やインサイトのように、標準的な大きさ、走行性能の車がほとんどだった。しかし、今年2月に発売された初のスポーツタイプのHV「CR-Z」(ホンダ)に続き、小型車として広く認知されているフィットにHVが設定されたことで、HVの選択肢が広がるため、購入層も今後着実に拡大する見込みだ。フィットは車名別新車販売台数のランキング(軽自動車を除く)で、9月まで17カ月連続でプリウスに次ぐ2位につけている人気車。2001年に発売された初代モデルからの国内累計販売台数は9月末時点で150万台を超えており、ホンダはフィット保有者によるフィットHVへの買い替えも期待している。HVはEVと異なり、充電設備など特別なインフラが必要ない。ガソリン車と同じように使うことができる強みがあり、現時点で最も普及している次世代エコカーだ。ただ、12月には日産がEV「リーフ」を投入する。同社のカルロス・ゴーン社長は「EVはすべてを革新する」と、排ガスゼロの“究極のエコカー”普及に向けてインフラ整備が急速に進むとみており、トヨタやホンダからエコカーの“主役”を奪うことを狙っている。一方、フィットHVの登場は、トヨタとホンダによる車名別新車販売台数のトップ争いにも影響しそうだ。同じ車名のガソリン車とHVは合算されるため、フィットがプリウスから首位を奪回する可能性もあり、注目される。もっとも、エコカー購入補助金終了前の駆け込み需要で、モデルチェンジ前のフィットが「売れすぎた」(ホンダ関係者)ことが、フィットHVの売れ行きにマイナスに働くとの見方もある。またトヨタも今月、プリウスに230万円半ばのモデルなど2モデルを追加するなど、フィットの“迎撃”に備えており、新車販売ナンバーワンの座をめぐる戦いの行方は予断を許さない。
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